世界のエアポートの最新情報(2026年6月15日)―フランクフルト、パース、アトランタ、オークランド

クレジット:フランクフルト空港
世界のエアポート最新情報(2026年6月15日)
Airport Updates: Latest News On The Global Market (W/C June 15, 2026)
フランクフルト空港(FRA)は、予定通りターミナル2を閉鎖した。「建物とその技術システムは、全面的に改修・近代化される予定です」とFRAは述べている。「1994年の開港以来30年以上にわたり使用されてきたターミナル2には抜本的な改修が必要です。」 同空港は、40億ユーロ(46億ドル)を投じて新設された第3ターミナルが4月にオープンしたのを受け、第2ターミナルの閉鎖が可能となった。第2ターミナルを利用していた航空各社は、第3ターミナルへ移転済み。「第2ターミナルは2030年代半ばに、年間1,000万人以上の旅客を処理できる能力を備えて運営を再開する」(FRA)。「工期には3年以上が割り当てられています。本格的建設工事は2030年に開始される予定です。」ターミナル2の改修費用は15億ユーロと見積もられている。
パース空港(PER)は、拡張計画のマスターシステムインテグレーターとして、ヴァージニア州に拠点を置く米企業DXCテクノロジーと契約を締結した。PERは2031年までに「数十億ドル規模」のインフラ改善計画を完了させる予定で、これにはターミナル1の拡張や、カンタス・グループが使用する新しい国内線ターミナルの建設が含まれる。PERによると、マスターシステムインテグレーター契約には、「AIを含む幅広い技術ソリューション……および新ターミナル全体におけるサイバーセキュリティ」が含まれ、「旅客処理システム、手荷物追跡・照合、高度な保安検査の統合、ビル管理・自動化、デジタルサイネージ・案内表示、公共Wi-Fi、運用制御システム」が対象となる。「DXCはまた、航空会社、グランドハンドラー、小売業者、政府機関など、空港の主要なステークホルダーが使用するシステムの相互運用性を監督する」としている。
ハーツフィールド・ジャクソン・アトランタ国際空港(ATL)は、同空港の「プレーン・トレイン(Plane Train)」システムにおいて、新型自動旅客輸送システム(APM)車両4両を初導入した。これは今後導入される63両のうち最初のものとなり、これにより同システムが使用する車両総数は73両に拡大する。車両を供給するアルストム社によると、近代化・拡充された車両群により「空港は列車の運行頻度を高め、旅行者の待ち時間と混雑を軽減できる」という。ATLのAPMは、全長2.8マイルの地下路線で7つのコンコースと2つのターミナルを結んでおり、2025年には乗客9,500万人を輸送した。「新型車両は従来モデルより静粛性が高く、メンテナンスが容易で、エネルギー効率も向上している。また、乗客には照明の改善、最新式の映像情報スクリーン、障害物検知機能付きの高性能ドア安全システムが提供される」(アルストム)。
オークランド空港(AKL)は、ターミナル内のエアサイド出発エリアを改修中。AKLによると、出発エリア2階層にわたる2,600m2(28,000平方フィート)の床面を改修する。「この再開発でスペース全体で座席数が15%増加するほか、旅行者がデバイスを使用・充電できる場所も十分に確保される見込みです」とAKLは付け加えた。空港側は、「工事は段階的に行われるため、旅行者向けの飲食施設は引き続き十分に利用可能」と述べた。再開発エリアには2026年末までに10軒の新規または改装された飲食店がオープンし、エアサイドのレストラン総数は15軒となる予定だ。
ナッシュビル国際空港(BNA)は、新しいレンタカー・駐車場施設の建設工事が続く中、7月1日に駐車場を閉鎖する。BNAによると、この駐車場は新施設の建設予定地内に位置しているため、工事を進めるため閉鎖が必要だという。新施設には、レンタカー4,700台と乗客用駐車スペース3,000台分の収容能力が備わる予定だ。■
アーロン・カープは『Air Transport World』誌のシニアエディターである。
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