
キャセイパシフィックのエアバスA350-1000 写真提供:キャセイパシフィック
キャセイパシフィックCEOは2026年に自信たっぷり
Cathay Pacific CEO Confident For 2026
https://aviationweek.com/air-transport/airlines-lessors/cathay-pacific-ceo-confident-2026
リオデジャネイロ発――キャセイパシフィックエアウェイズは、2026年を堅調な態勢で迎え、過去2年間の好調な業績を受けて、「2030ビジョン」戦略の達成に向け順調に進んでいる。
香港を拠点とする同社のCEO、ロナルド・ラム Ronald Lam は、イランでの戦争勃発とホルムズ海峡の封鎖以来の高騰するジェット燃料価格をはじめ、今年に課題があることを認めた。しかし、6月7日にリオデジャネイロで開催されたIATA年次総会(AGM)の合間に行われたブリーフィングで、同氏はまた、キャセイパシフィック、キャセイカーゴ、LCCの香港エクスプレスを傘下に持つキャセイ・グループが、第1四半期に「非常に堅調な」業績を記録したことも指摘した。
「コスト上昇を緩和するため様々な手段を講じてきました。この危機が早く終息し、ジェット燃料価格が正常に戻ることを願っています」とラムは述べた。「我々の目標は、運航能力と路線網を維持することです。そしてこれまでのところ、その目標はかなり順調に達成できています。」
今年創立80周年を迎えるキャセイパシフィックエアウェイズと香港エクスプレスは、5月と6月のキャンセル便はごく一部にとどまり、7月や8月にキャンセルの予定はない。
以前、ニューヨーク・ニューアークおよびワシントン・ダレスへの就航は商業的に成果を上げられず運休となったが(同社は現在もニューヨーク・JFKへの運航を継続している)、ワンワールド・アライアンスのパートナーであるアメリカンエアラインズの拠点空港ダラス・フォートワース国際空港への新規路線は継続している。また、キャセイパシフィックは3月、ワンワールド・パートナーであるアラスカエアラインズの拠点空港シアトルへ直行便を再開した。
「当社の北米ネットワークは非常に強固です。例えば、JFKとLAXには1日3便運航しています」とラムは述べた。
8月までの需要は引き続き堅調だが、ラムによると、香港と欧州間の直行便や香港経由の便への需要が高まっていることに加え、予約時期が遅くなっている傾向も見られるという。
ラムは、戦争やジェット燃料価格の急騰を含むあらゆる危機が、基盤の強化がいかに重要かを教えてくれると指摘した。
「時間の100%を危機対応に費やすのではなく、必要な変革を継続するため時間の半分を割きましょう。顧客体験の向上、デジタルリーダーシップの強化、そしてサステナビリティへの取り組みです」と彼は述べた。「当社の『2030ビジョン』計画は継続しています……そして、この危機が収束した時、私たちはより強固なキャセイパシフィックになっているでしょう。私たちは長期的な視点で取り組んでいます。より強靭で競争力のあるキャセイパシフィックになる必要があります。」■
オーストリアを拠点とするカートは、ATW誌で欧州の航空輸送を担当している。
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