2026年10月27日火曜日

FAAが737NG各型約2000機で水平尾翼の点検を指示 ― 飛行中のフリープレイの報告を受けてのもの ― 運行停止命令ではない。― 日本での運航機材への影響は?

 

米連邦航空局(FAA)は、ボーイング737 Next Generation(NG)型機を対象に、水平尾翼(スタビライザー)の接続部および駆動スクリュージャック機構のガタつき(過度なフリープレイ)を測定する強制点検を発令した。

  • 対象機:米国登録のボーイング737-600、-700、-700C、-800、-900、-900ERシリーズ(約1,987機が対象。なお、新型の737 MAXは対象外)

  • 背景とリスク:一部の運航便から、飛行中に機首が意図せず上下動を繰り返す「ピッチ振動(ピッチ・オシレーション)」の報告が相次いだ。尾翼の制御機構に過度なガタつきがあると、重大な空力フラッター(激しい振動)を引き起こし、最悪の場合は操縦不能に陥る危険性があるため、今回の点検命令が出された。

  • 運航への影響:全機一斉の運航停止命令(グラウンド)ではなく、各航空会社が定められた期限内に点検・保守を行う形式となる。点検の結果、摩耗や異常が見つかった場合は部品の交換や修理が必要となる。


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