2023年3月20日月曜日

今夏の需要増を前に、機材確保に苦しむエアラインがある。エアバスA220ではPW1500Gエンジンが想定外の短寿命のため代替エンジン確保に苦慮。

 737-8

Credit: Markus Mainka/Alamy Stock Photo


CAPAエアライン・リーダー・サミットに参加した航空会社は、おおはあbな混雑が予想される今夏シーズンを前に、機材の稼働可能性を重要な懸念事項に取り上げ、実際のキャパシティと計画を一致させるために代替案を探すのに躍起になっている航空会社が増えている。

サン・エクスプレスSun ExpressのCEOであるMax Kownatzkiは、3月16日にブダペストで開催されたイベント参加者に対し、「夏前のキャパシティは我々にとって本当に重要です」と述べた。

同社は、夏のピーク前に5機のボーイング737-8を受領すると予想していたが、納入は早くて秋へずれ込むことになった。遅延の可能性を見越し、サン・エクスプレスは17機の追加航空機をオペレーティング・リースで確保し、うち5機は夏前に到着している。

Kownatzkiら幹部は、OEMが持続的な遅延を「言い訳できる出来事」と定義し続け、補償金を支払う必要から逃れていると批判した。しかし、OEM側は、遅延を引き起こしているのは自社のサプライヤーであるため、自分たちの手には負えないと主張している。一方、サプライヤーは、2次、3次サプライヤーの遅れを指摘する。

トルコ航空とルフトハンザの合弁会社であるサン・エクスプレスは、今年一年、機材数で大きな不確実性に対処しなければならないだろう。ボーイングは、夏のピークを過ぎてから4機の737-8を納入する可能性があり、そうなると、通常需要が落ち込む時期に、当初の計画よりも多くのキャパシティを持つことになる。この航空会社の場合、トルコからの国際市場の需要が高いため、より早く成長する機会はある。

しかし、他の航空会社はもっと大きな打撃を受けている。エアバルティック AirBalticは、プラット・アンド・ホイットニーPW1500Gエンジンを待つエアバスA220を最大11機、地上待機させている。Cチェックに入る機体もあり、影響は軽減されている。しかし、エアバルティックは、予定されたスケジュールを確実にこなすために、アビオンエクスプレス Avion Expressから4機のA320をウェットリースを迫られた。エアバルティックCEOであるMartin Gaussは、「夏のフライトをキャンセルすることはありません」と述べている。

Gaussは、すぐ改善されるとは見ておらず、不足は2024年末までにしか解消できないと考えている。

「エンジン効率はいいが、耐久性はない」と彼は言う。現在、生産ラインから出荷されているエンジンは仕様に合っていますが、以前に製造された標準的なパワープラントは、予定よりもずっと早く撤去しなければならなくなっている。100回未満しか飛行していないものもあれば、数百回飛行しているエンジンもある。

エアバルティックは問題を予見し、修理やアップグレードのために7基の予備エンジンを購入しました。「しかし、これだけでは十分ではありません」とGaussは言う。エアバルティックは、暫定策としてプラットから借りたエンジンをさらに必要としているが、これでも十分な数が確保できていない。

初期のA220の中には、6年前に飛行を開始して以来、3回もエンジンが取り外されたものもある。エアバルティックもA220の一部を長期のウェットリース契約にしており、自社の運航に引き戻すことはできない。

プレイPlayのCEOビルギル・ヨンソンは、アイスランドのLCCへのA320neoの納入は、今のところ順調に進んでいると述べています。「私たちにとって、1機でも失えば本当に悪いことです」と彼は強調した。■


Airlines Highlight Engine Scarcity As Key Concern | Aviation Week Network

Jens Flottau March 17, 2023


2023年3月18日土曜日

JFK空港でターミナル6起工。

 航空宇宙ビジネス短信

JFK空港がターミナル6を起工

工期は6年




ニューヨークJFK空港は、数十億ドル規模の再開発プロジェクトの一環でターミナル6の建設に正式着手した。2026年に最初の新ゲートがオープンし、2028年に工事が完了する。

JFKターミナル6工事開始

42億ドルを投じる新ターミナルプロジェクトでは、115万平方フィートのスペースが生まれ、タッチレスチェックインゲートや自動TSAレーンなど最新技術を駆使し、シームレスな乗客体験を提供する。ターミナルスペースには、10万平方フィート以上のショッピング・ダイニング施設、新ゲート10個(うち9個がワイドボディ・ゲート)があり、タクシープラザやレンタカー送迎エリアはターミナル5共有する。

ターミナル6の開発は、新ターミナル1の開発、ターミナル4とターミナル8の拡張工事を含む「A New JFK」プロジェクトの一部。ブルームバーグによると、このプロジェクトには、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局が数十億ドル投資し、さらに約160億ドルの民間投資が行われる。

このうちターミナル6の42億ドルには、約20億ドルがAECOM Huntが主導する計画、設計、建設サービスに費やされる。第6ターミナルの第1期工事に伴い、60年の歴史を持つ第7ターミナルは取り壊され、主要テナントのブリティッシュ・エアウェイズは今年末に第8ターミナルに移転する。新ターミナルは、「JFK北側に旅客輸送アンカーを作り」、空港を近代的なグローバルゲートウェイに変貌させる構想に基づく。

インフラで費用が10億ドル増

ニューヨーク&ニュージャージー港湾局は人件費の上昇、インフレ、サプライチェーンの複雑化などを理由に、インフラ部分として10億ドル増額し39億ドルを投入すると認めた。

また、地域の他の2つの主要空港であるニューアーク・リバティー国際空港(EWR)とラガーディア空港(LGA)のプロジェクトにも数十億ドルを割り当てる。

Source: Bloomberg

  • New York JFK Airport
  • IATA/ICAO Code: JFK/KJFK

  • Country: United States

  • CEO: Rick Cotton (Executive Director of Port Authority of NY and NJ)

  • Passenger Count : 16,630,642 (2020)

  • Runways : 4L/22R - 3,682m (12,079 ft) |4R/22L - 2,560m (8,400 ft) |13L/31R - 3,048m (10,000 ft) |13R/31L - 4,423m (14,511 ft)

  • Terminals: Terminal 1 |Terminal 2 |Terminal 4 |Terminal 5 |Terminal 7 |Terminal 8


JFK Recently Broke Ground On A New Terminal 6

BY

LUKE BODELL


2023年3月12日日曜日

ポストコロナで成長軌道に乗ったエアライン産業、機材調達:一方でセグメント・マーケットでの明暗がはっきりしてきた

 Narrowbody aircraft will make up most of the additions to the global commercial aviation fleet  over the next 10 years

世界の民間航空で新規機材の大部分はナローボディ機だ [+]AFP VIA GETTY IMAGES


界の民間航空機は、航空機数千機を保管や早期運用停止に追い込んだCovid-19のパンデミックからようやく回復してきた。そして、業界が立ち直るのに3年かかったが、今、機材規模は再び成長を始めようとしている。



 1月までに、航空機は3年前のCovid-19襲来時の98%に達した。年末には、かつてのピーク28,000機を超える。オリバー・ワイマンが最近発表した「Global Fleet and MRO Market Forecast 2023-2033」の分析では、エアライン業界は、2033年までに航空機保有数を36,000機以上に拡大する成長軌道に乗ったとある。

 それでも、以前の予想より少ない。コロナウイルスが予想を覆す前は、2030年に航空機保有数が39,000機を超えるとされていた。現在の成長率を考えれば、39,000機に達するのは早くても2034年で、4年分の成長が失われることになる。しかし、Covid-19やサプライチェーンの混乱、労働力不足、ウクライナ戦争など、この3年間で多くの危機が発生した中で、10年間の航空機保有数の年平均成長率が2.9%と予想されているのは、業界の回復力を証明するものだ。


国内での優位性

最初に回復したのは、国内線のナローボディ機需要だ。これは、国内および短距離国際線の規制が、長距離国際旅行に対する規制よりも早く制限・解除されたためだ。

 オリバー・ワイマンの予測で追跡した9地域では、今年初めまでに北米、中国、インド、東欧を含む7つの国内線フリートが回復している。西ヨーロッパとアジア太平洋地域(中国とインドを除く)の国内フリートは、今後12ヶ月で回復すると思われる。

 エアバスのA320neoやボーイングの737 MAXのようなナローボディ機にとって、国内線回復は朗報だ。ナローボディ機は、燃費が良く、座席数が多いため、国内旅行の主要な選択肢となっている。ナローボディは、保管されていた航空機を復帰させ、新たに納入される機材の大部分を占めている。オリバー・ワイマンは、今後10年間に20,600機が新たに納入されると予測しており、77%がナローボディであるという。

 国内市場の需要回復は航空機の回復に遅れをとっている。例えば、北米と欧州の需要(旅客数ベース)は、今年後半まで流行前の水準に回復する見込みはありません。中国では、2021年と2022年にCovid流行と政府による閉鎖に悩まされ、国内需要の回復は2024年第4四半期になると予想されています。皮肉なことに、中国の国内市場は、2020年末以前にもパンデミックからいち早く回復していましたが、その後の発生と封鎖により、最初の回復分が崩壊した。


A decade of growth ahead for the commercial aviation fleet


国際部門は遅れている

一方、国際線とワイドボディは、パンデミック前水準に戻るのが遅れている。2023年初めまでに、北米、西ヨーロッパ、東ヨーロッパの国際線フリートは、2019年末のレベルまで回復していた。これらは、旺盛な貨物需要の継続と、ワイドボディの復活に助けられていた。中国の国際線フリートだけが、今年後半にそこに加わる予想だ。中東、インド、アジア太平洋地域の国際フリートは、2024年に回復すると予想だ。中南米とアフリカの国際線は2025年に回復すると見られる。

 このような国際線の回復の遅れにより、ボーイング787ドリームライナーやエアバスA350など、国際線の大洋横断飛行に多用されるワイドボディ機の需要は減少している。それでも、ワイドボディ機の保有機数は、パンデミック前の97%まで回復している。

 また、他にも明るい兆しがある。ルフトハンザエティハドのような航空会社が、2023年夏の国際線の繁忙期を見越し、超大型機A380を倉庫から出し、運航を再開する。

また、就航中のワイドボディで4分の1を占める貨物便の拡大も貢献している。貨物便は8%から2033年には世界の機体の9%まで増加すると予想されている。


成長市場はどこか

インドは現在、年間平均成長率(CAGR)8%で最も急速に成長している。国際通貨基金(IMF)は、2023年の国内総生産の成長率を6.1%、2024年を6.8%と予測している。これは、先進国の2023年の1.2%、2024年の1.4%と比べて遜色ない。

 最近、エアインディアは、ナローボディとワイドボディの470機という史上最大の航空機購入注文を行った。エアバスとボーイングが実質的に受注を分け合った。エアインディアは、航空機購入に700億ドルを支払う。

 最近の挫折にもかかわらず、中国の航空機も2033年1月までCAGR5.2%で拡大が続くと思われる。2033年1月までに3,700機の航空機が導入されると予想される。その他、東欧の年平均成長率6.3%、中東の年平均成長率5.1%など、急成長している国々があります。今後10年間で、航空機の集中は北米やヨーロッパからアジアに移っていくだろう。


一歩進んだ生産の変化

成長の背景には、2大航空機メーカーによる大規模な増産計画がある。エアバスとボーイングは、大人気のナローボディ機737 MAXとA320neoの生産計画を発表し、これらを合わせると月産125機以上となる。

 このような航空宇宙産業の生産は前代未聞だ。パンデミック前は、両社を合わせたナローボディの月産機数のピークは100機強だった。この25%増提案は、業界がサプライチェーンの遅延や混乱に悩まされている時に、一歩踏み込んだ変化と言えよう。

 しかし、新しく、より効率的な機材は、業界がより持続可能なものとなり、ネットゼロエミッションの誓約を達成するために必要だ。新型機の燃料消費量は、従来型より15%から20%少なくなる。■


After Covid, The Global Commercial Aviation Fleet Starts To Grow Again

Oliver WymanContributor

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Mar 3, 2023,09:31am EST


By Brian Prentice, Sam Sargent, Livia Hayes, and Carlo Franzoni

Brian is a partner and Sam, a principal, in Oliver Wyman’s aviation and aerospace practice. Livia and Carlo are on the Market Intelligence team at CAVOK Oliver Wyman that analyzed data for the Global Fleet and MRO Market Forecast 2023-2033.

Utkarsh Mishra and Madeline Stelle are the other members of CAVOK’S Market Intelligence team that did the research for the latest edition of the Global Fleet and MRO Forecast and helped write the report.


2023年3月1日水曜日

カンタスが世界最長路線開設に向け、機内デザインを公表。医学データも集めており、準備万端の模様。

 <strong>Mini hotel:</strong> The airline says First Suite customers will "feel like they are in a mini boutique hotel."

<strong>It's a science: </strong>Qantas says it has worked with a team of designers, aviation specialists and scientists, including sleep researchers, to come up with the design.

<strong>Project Sunrise:</strong> In 2025, Australian airline Qantas aims to launch its ultra long-haul "Project Sunrise" flights between Melbourne and Sydney  and New York City and London. These flights, taking in two sunrises. will clock in over the 19-hour mark.

Project Sunrise:2025年、オーストラリアの航空会社カンタス航空は、メルボルン、シドニーとニューヨーク、ロンドンを結ぶ超長距離路線「Project Sunrise」の就航を目指している。このフライトでは、2回の日の出を拝み、19時間以上の飛行を行う。

Qantas

<strong>Fewer seats, more space:  </strong>The airline has revealed the first and business class cabin prototypes for the 12 Airbus A350s that will service the flights. The planes will seat only 238 passengers, far fewer than the usual 300-plus seat layout on most A350s. This will include 52 Business Suites (pictured) and six First Suites.

<strong>Business Suites: </strong>For the first time, Qantas will add a sliding door to its business class seats for added privacy. The suites will include a 25-inch-wide chair that can be reclined into a two-meter-long bed.

<strong>First Suites: </strong>The first-class seats, or First Suites, will feature extra-wide fixed beds, 22-inch wide recliner lounge chairs, full-length wardrobes, folding dining tables -- large enough for two -- and 32-inch ultra-high definition TVs.





カンタスは、超長距離路線「プロジェクト・サンライズ」の2025年就航に向け、19時間という記録的な長さの旅で飛行機の前方セクション乗客が体験する内容を、こっそりと発表している。

 木曜日、オーストラリアとニューヨークおよびロンドンを結ぶ直行便に使用される12機のエアバスA350のファーストクラスとビジネスクラスの客室プロトタイプが公開された。

 乗客が空中で過ごす時間を考えると、快適性を高めることが設計の優先事項だ。

 「カンタスは、新しい長距離路線の開拓をリードしてきました。技術面でも乗客の快適さの面でも、学んだすべてをプロジェクト・サンライズに注ぎ込みます」と、カンタスグループのCEOアラン・ジョイスはプレスリリースで述べている。

 カンタスは、デザイナーや航空専門家だけでなく、シドニー大学チャールズ・パーキンス・センターの睡眠研究者などの科学者チームにも協力を仰いだ。

 プロジェクト・サンライズA350の座席数は238席で、通常300席以上のレイアウトから大幅に減少し、広い空間を提供する。このレイアウトでは、ファーストクラスが1-1-1に6席、ビジネスクラスが1-2-1に52席、プレミアムエコノミーが2-4-2に40席、エコノミーが3-3-3に140席が配置される。

 「A350のキャビンは、どの航空会社よりも洗練され、熟考されたデザインだと思います。最先端テクノロジーと睡眠研究を組み合わせることで、新時代の旅行の外観と感触を形作っています」とジョイスは述べている。

 プロジェクト・サンライズのファーストクラスとビジネスクラスの機内を初公開

 ファーストクラスのファーストスイートは、エクストラワイドベッド、22インチ幅のリクライナーラウンジチェア、フルレングスのワードローブ、2人掛けの折りたたみダイニングテーブル、32インチ超高精細テレビを備えている。カンタスは、「ミニブティックホテルにいる気分を味わえる」としている。


 ビジネスクラスのスイートルームは、幅42インチ、幅25インチのシートで、リクライニングすると2メートルのベッドになる。また、革製オットマン、大きな鏡、豊富な収納スペース、18インチ超高精細タッチスクリーンテレビが装備される。

 すべてのビジネスおよびファーストスイートは、高い壁で囲まれ、プライバシーを確保するスライドドアが設置される。また、ワイヤレス充電ドックなど、個人所有の機器で充電オプションが用意される。

 「5年前から機内の設計を始め、エアバスやカンタスと協力しスペースを最大活用するとともに、気分や睡眠パターンに影響を与えるオーダーメイドの照明プログラムを作成しました」と、機内設計を担当したDavid Caonは声明で述べている。

「デザインとサービスのすべての要素が連動し、機内の快適性、利便性、健康状態を大幅に改善し、長年の宿敵時差ぼけを最小限に抑えられます」。

 プレミアムエコノミーとエコノミークラスの試作はまだ公開されていないが、同社によると、乗客全員が無料の高速Wi-FiとBluetooth接続を利用できる。

 つまり、もうイヤホンのケーブルが絡まることはなく、Bluetoothヘッドセットを機内エンターテインメントシステムに接続することができる。

 また、機内には「ウェルビーイング・ゾーン」が設けられ、乗客は足を伸ばしたり、軽食を楽しめる。


世界最長クラスのフライト

「プロジェクト・サンライズ」という名称は、第二次世界大戦中のパースからスリランカへ向かい、ロンドンへ向かった秘密飛行から着想を得たもの。危険と隣り合わせの飛行で、2回も日の出を見るほど長時間の飛行だった。

 「プロジェクト・サンライズ」開始に向け、カンタスは2019年に試験研究飛行を3回実施した。

 これらの飛行中、パイロットは脳波モニターを装着し、飛行の前後数週間に尿検査を行い、睡眠サイクルを制御するホルモンであるメラトニンのレベルを追跡した。

 メインキャビンでは、乗客がモニター装置を装着し、照明、飲食、移動、睡眠パターン、機内エンターテインメントなどの変数によって「健康、幸福、体内時計」がどのように影響されるかを調査した。

 データはオーストラリアの民間航空安全機関に提出され、パイロット、客室乗務員、乗客が最長22時間のフライトに休みなく対応できることを証明した上で、航路の認可を受ける必要がある。

 CNNが実際に体験した試験飛行QF7879便は、飛行距離(17,800km)、飛行時間(19時間19分)ともに民間航空会社としては世界最長の旅客飛行となった。

 また、プロジェクトの名前にふさわしく、乗客は実際に日の出を2回体験した。

 現在就航している世界最長の定期旅客便は、シンガポールエアラインズのシンガポール-JFK便で、飛行距離は9,536.5マイルだ。シンガポールからJFKへのフライトは18時間5分、JFKからシンガポールへは向かい風のため18時間40分かかる。■



Qantas reveals new first and business class cabins for ultra long-haul 'Project Sunrise' flights | CNN


By Maggie Hiufu Wong and Karla Cripps, CNN

Published 7:29 AM EST, Thu February 23, 2023


2023年2月26日日曜日

バナナ一本を提供したJALジャカルタ線のヴィーガン乗客の体験----JALの言い分が聞きたい

 ひよっとすると炎上?でも良く読むとフライトのサービスとして朝食があったのか微妙なのですが、バナナ一本が仰々しく出てきて乗客は戸惑ったようです。Simply Flyingの記事からです。

日本航空のビジネスクラス乗客が、バナナ1本だけのヴィーガンブレックファストを提供され、驚いたと語っている。この旅行者はベジタリアン・ヴィーガンミールをリクエストし、フルーツと一緒にカトラリーや箸も提供されたそうです。


バナナ一本で済ませたヴィーガンの乗客

事件は2月20日、スカルノ・ハッタ国際空港(CGK)発東京成田空港(NRT)行きの日本航空便で発生した。Kris Chariさんは航空フォーラムflyertalkにユーザー名「Kris_Chari」に体験を投稿した。本人は幸いにも話の笑いどころを見抜き、そのバナナが最近食べた中で「最高の一本」だったと主張している。

乗客が突然ヴィーガン食を要求し、航空会社が用意をしていなかったのなら、それはそれで理解できる。しかし、チャリさんは、ベジタリアン・ヴィーガン食(VGML)を事前予約し、バナナが出る前に客室乗務員に確認していたと明らかにした。

チャリはこう述べている。「離陸前に客室乗務員が、私がVGMLを注文したことと、朝食がバナナだと確認しました。離陸後、バナナが運ばれてきたとき、私はそれが前菜だと思ったのですが、実はこれで食事全体だったのです。最近食べたバナナの中では一番美味しかったのですが、やはりおやつとして食べる方が適切なようです。CGKのケータリングって、こんなにしょぼいの?」

さらにユーモラスだったのは、バナナを食べるためのカトラリーや箸を乗務員が用意したことだ。日本航空の特別機内食のページを見ると、植物性食品からなる典型的なヴィーガン食の写真がある。乗客はフライト前に航空会社のウェブサイトやJALコールセンターに連絡し特別食を注文できる。

朝食かおやつか?

flyertalkのコメント欄によると、チャリさんのCGK便は早朝06:35発のローテーション(JL720便)のようだが、日本航空のウェブサイトによると、21:35発の深夜便(JL726便)は朝食が提供されないとある。2月のJL720便のビジネスクラスの通常メニューにも朝食の記載はなく、軽食が提供され、数時間後に本格的な昼食が提供されるようだ。

これがヴィーガン菜食主義者の「朝食」があまりにひどいものであった説明かもしれない。そもそも、完全な朝食がなかったのだから。この乗客には、最終的に「ほとんど味付けされていないスパゲッティ」の昼食が提供された。Simple Flyingは、この話について日本航空にコメントを求めており、回答があり次第、最新情報を提供したい。

その他の疑わしいヴィーガン機内食

菜食主義者が疑わしい 「食事」を提供されたのはこれが初めてではなく、おそらくこれが最後でもない。The Independentに記事があるように、エアカナダの女性乗客は、菜食主義者の食事を要求したら、水一本が出されてショックを受けた。彼女は結局、フルーツとロールパンのビジネスクラス・トレーの残り物から、その場しのぎの食事を提供された。

2020年、ブリティッシュ・エアウェイズの乗客がヴィーガンメニューをリクエストしたところ、バターとチーズという動物性食材を含む食事が提供された。

日本航空のジャカルタ発東京成田行きJL720便を利用したことがある方はちゃんとした朝食が提供されたか覚えていますか?コメントで教えてください。■

Japan Airlines Serves A Banana As Vegan Meal

BY

LUKE BODELL

https://simpleflying.com/japan-airlines-single-banana-vegan-meal/



About The Author

Luke Bodell

(890 Articles Published)

Journalist - With 10 years of experience as a travel writer and aviation analyst, Luke has worked with industry-leaders including Skyscanner, KLM and HotelsCombined throughout his career. As a passionate traveler based across the Middle East and East Asia, Luke offers strong insights into the travel and


2023年2月25日土曜日

ウクライナ戦が2年目に入り、改めてエアライン業界が受けた影響を見てみましょう

 



Bloomberg



迂回路、燃料費、空港発着枠、乗務員など、戦争が航空会社に与えている大きな影響とは。


シアによるウクライナ侵攻から1年、航空会社はどう対処してきたのだろうか。ロシアやウクライナの都市に就航できなくなり、ネットワークの相当部分を失った航空会社もあるが、それ以上によく語られるのは、ロシア上空を飛べなくなったこと、航空会社の燃料費に与える影響だ。



 燃料費は昨年6月のピーク時から43%低下し、影響は一部緩和されている。ロシアのウクライナ侵攻から1年、欧州のジェット燃料は対2019年比で約3分の1高くなった。

 IAGやエールフランス-KLMといったヨーロッパのトップネットワーク航空会社は、利益への影響をほとんど受けることなく、空域禁止を乗り切っている指摘もある。しかし、北欧の航空会社にとっては影響はより激しい。

 「ロシア上空の飛行を回避した場合、ヨーロッパの航空会社には15~40%の時間とコストのペナルティが発生する可能性があり、最も影響が大きいのはフィンエアーで中国へのフライトが40%長くなり、ブリティッシュエアウェイズは20%長い迂回便になった。ペナルティーを受けた航空会社は、フライト時間が長くなるため、人件費やメンテナンスコストの上昇にも直面する可能性がある。欧州の航空会社による飛行時間の延長は、二酸化炭素排出量の増加も意味する。

 状況は地理的にも偏っており、中国の航空会社はヨーロッパの航空会社と同じように空域の制限に直面しているわけではありません。コンロイは、中国東方航空とエールフランスが運航する上海-パリ便の例で、エールフランスは遠回りをしなければならなかったが、中国東方航空は直行便を利用できたと指摘した。

 両社は同じボーイング777-300ERを使用した。両社の燃料消費量が同じと仮定すると、エールフランス航空の追加コストは15,650ドル、追加燃料消費量は6,000ガロン以上と試算された。


隠れた影響:空港の発着枠

あまり議論されていないのが、空港の発着枠と航空会社の運営に与える影響だ。

 発着枠は、COVIDの開始とそれに伴う渡航制限ですでに混乱に陥っていたが、航空会社が経営を立て直す準備が整ったところで、新たな難題が待ち受けている。ロシア領空が閉鎖されたことで、事前に割り当てずみ発着枠の維持が不可能になっている。

 IATAのワールドワイド空港スロット部門責任者のララ・モーガンは、Simple Flying取材に対し、状況を説明している。

 「路線の再構築中、空域の閉鎖に突然直面したんです。フィンエアーは3時間から4時間のルート変更を経験しています。ヨーロッパに乗り入れる日本の航空会社は、2時間から3時間のブロックタイム変更を見ています。北極ルートでヨーロッパに戻り、東に向かい続ける方が短時間で済むため、実際に世界一周する航空会社もあります」。

 航空会社は混乱に対処するため、発着枠に余裕ある路線の終点で到着時刻を調整している。必然的に、これがホームベースとなる。昨夏は、世界の航空会社のキャパシティがパンデミック前の70〜80%程度で推移していたため、容易に実施できたが、今年の夏は、問題が発生する可能性がある。

 ララは、こうした問題を解決するため、創造的な方法を模索している航空会社があるを指摘した。

 「2019年と2022年のスケジュールをみると、航空会社がベース空港をいつもの時間に出発し、2~3時間後に日本に到着していることがわかります。そして、スロットタイム変更に苦労しているため、その航空機が到着する2~3時間前の前の出発時刻でスケジュールを組まなければならなくなっているのです。

「そのため、1週間のスケジュールをこなすために、さらに2機を動員しなければならず、機材運行計画に大きな影響を及ぼしています」。

 ララは、フライトクルーでも問題を指摘する。ロシア領空を回避するため必要なブロックアワーの飛行に、航空会社によっては、合意ずみ最大乗務員時間を超過する事態に直面しているところもある。労働組合との新協定でこれに対処した会社もあれば、追加の乗務員を配置しなければならず、運航にコストと複雑さが加わっている会社もある。


航空会社が発着枠を失う可能性は?

空域閉鎖の結果、航空会社が非常に困難な状況に対処していることは明らかだが、スロット割り当ての柔軟性が高まれば、このような状況から少しは解放されるかもしれまないとララは指摘する。

 「スロット・コーディネーターには、これがスケジューリングに対する自発的なアプローチではなく、反応であることを理解してもらいたい。これについては、さまざまな程度の合理性を見てきました」。

 問題は、すべての航空会社が物理的にロシア領空から締め出されているわけではないことだ。EU、英国、米国の航空会社は空域に入ることができない。しかし、他の航空会社にとっては、それほど明確なものでもない。例えば日本は、ロシアへの支払いをすべて遮断する制裁措置をとっている。そのため、ある航空会社がロシアを上空飛行して緊急着陸が必要になった場合、地上支援も給油もできず、支払いもできないことになる。他の航空会社の保険会社は、ロシアをオーバーフライトすると違反になると明言している。

 したがって、NOTAMが閉鎖されようが、他の理由で閉鎖されようが、航空会社はロシア空域に入ることができない。このことは、スロット不使用の明確な正当化理由であるとIATAは考えている。しかし、スロットコーディネーターの中には、航空会社がNOTAMクローズアウトでない限り、自発的にスロットを使わないというスタンスの人もいる。発着枠の不使用は、次の対応シーズンで没収される可能性があり、実際にそのような事態を招いている。

 ララによると、IATAは、一部航空会社が発着枠を失うことになることを懸念している。発着枠をカバーするのに十分な航空機がない航空会社は、航空機をリースして運航を確保すべきだという意見もコーディネーターの中にはあるという。しかし、これには問題がある。リース機は無限にあるわけではないし、エンジンや部品供給のサプライチェーンの問題もあり、実行可能な選択肢とはいえない。

 戦争や領空閉鎖のような問題で、航空会社が没収される事態が生まれると思わせる思うとぞっとする。

 「しかし、航空会社は、最も需要の高い路線をカバーするために、別の空港からのフライトをシフトさせる可能性があります。そうなると、第3の空港に影響を与えることになるわけです」。


正常な状態に戻れるか?

今日、航空業界で耳にするのは、いかに「正常な状態への復帰」に向かって前進しているか、航空会社がCOVID以前のスケジュールにほぼ戻っている、キャパシティと飛行旅客数が増加している、といった内容だ。アジア、そして最も重要なことですが、中国が戻ったことで、より標準的な夏を迎えることが期待される。

 しかし、ロシアの領空閉鎖が待ち構えている。より長いルートがやはり必要であり、スロットコーディネーターの中には航空会社の規定を調整しようとしない、あるいはできないところもあるため、サマーシーズンに向けて「通常」からはまだかなり遠い状況だ。ララは次のように述べた。

 「見通は平常に戻りつつある。しかし、スケジューリングの観点からは、すべてのフライトでスロットが使用されており、かなりばらつきがあります」。

 2023年の夏を最高の業績にしたい航空会社にとって、スロットコーディネーターの協力で長距離路線への影響を若干和らげることができるかもしれない。しかし、メッセージは明確だ。この戦争が終結し、空域が再開されるまで、業界は「元通り」になるまで相当の時間がかかるのだ。■



One Year Of War: How Russia’s War In Ukraine Is Affecting Aviation

BY JOANNA BAILEYAbout The Author

Joanna Bailey

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Managing Editor -  Joanna has worked in publishing for more than a decade and is fast becoming a go-to source for commercial aviation analysis. Providing commentary for outlets including the BBC, CNBC,