航空宇宙ビジネス短信
JFK空港がターミナル6を起工
工期は6年
ニューヨークJFK空港は、数十億ドル規模の再開発プロジェクトの一環でターミナル6の建設に正式着手した。2026年に最初の新ゲートがオープンし、2028年に工事が完了する。
JFKターミナル6工事開始
42億ドルを投じる新ターミナルプロジェクトでは、115万平方フィートのスペースが生まれ、タッチレスチェックインゲートや自動TSAレーンなど最新技術を駆使し、シームレスな乗客体験を提供する。ターミナルスペースには、10万平方フィート以上のショッピング・ダイニング施設、新ゲート10個(うち9個がワイドボディ・ゲート)があり、タクシープラザやレンタカー送迎エリアはターミナル5共有する。
ターミナル6の開発は、新ターミナル1の開発、ターミナル4とターミナル8の拡張工事を含む「A New JFK」プロジェクトの一部。ブルームバーグによると、このプロジェクトには、ニューヨーク・ニュージャージー港湾局が数十億ドル投資し、さらに約160億ドルの民間投資が行われる。
このうちターミナル6の42億ドルには、約20億ドルがAECOM Huntが主導する計画、設計、建設サービスに費やされる。第6ターミナルの第1期工事に伴い、60年の歴史を持つ第7ターミナルは取り壊され、主要テナントのブリティッシュ・エアウェイズは今年末に第8ターミナルに移転する。新ターミナルは、「JFK北側に旅客輸送アンカーを作り」、空港を近代的なグローバルゲートウェイに変貌させる構想に基づく。
インフラで費用が10億ドル増
ニューヨーク&ニュージャージー港湾局は人件費の上昇、インフレ、サプライチェーンの複雑化などを理由に、インフラ部分として10億ドル増額し39億ドルを投入すると認めた。
また、地域の他の2つの主要空港であるニューアーク・リバティー国際空港(EWR)とラガーディア空港(LGA)のプロジェクトにも数十億ドルを割り当てる。
Source: Bloomberg
New York JFK Airport
IATA/ICAO Code: JFK/KJFK
Country: United States
CEO: Rick Cotton (Executive Director of Port Authority of NY and NJ)
Passenger Count : 16,630,642 (2020)
Runways : 4L/22R - 3,682m (12,079 ft) |4R/22L - 2,560m (8,400 ft) |13L/31R - 3,048m (10,000 ft) |13R/31L - 4,423m (14,511 ft)
Terminals: Terminal 1 |Terminal 2 |Terminal 4 |Terminal 5 |Terminal 7 |Terminal 8
JFK Recently Broke Ground On A New Terminal 6
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