機内WiFiサービスはこれまでもありましたが、米大手デルタが無料提供を乗客全員にはじめることで他社にも影響が出そうですね。
デルタエアラインズは、米「ビッグ4」航空会社で初めて、乗客に無料WiFiを提供する。
同社CEOのエド・バスティアンは携帯電話会社T-Mobileと提携し、2月1日から約8割の機体で乗客全員に無料WiFiを展開すると発表した。
T-Mobile、Viasatと提携し、無料WiFiを全員に提供
全乗客への無料WiFi提供は、デルタが数年前から計画していたもので、ようやく実現する。GoGoとの独占提携からWiFiプロバイダーを変更し、デルタは航空機にViasat機器を設置し始めた。フライト試験で、ヴァイアサットの技術で乗客全員の同時接続が可能と証明した。
コンシューマー・エレクトロニクス・トレードショーで、デルタCEOは次のように述べた。
「職場、家庭、あらゆる場所で、接続性は日常生活に欠かせない存在であり、デルタエアラインズでの旅も同じであるべきです。当社のビジョンは、3万フィート上空で、お客様に地上と同様の体験を提供することです。
「無料Wi-Fiは基本的なサービスだけでなく、機内体験全体を変革するべきと考えました。機内のお客様全員が、自宅と同じようにお気に入りコンテンツを楽しめることが不可欠であり、それを可能にするためこのシステムを綿密にテストしてきました」。
T-MobileのCEO、Mike Sievertはこう付け加えた。
「T-Mobileは、旅行中の接続は簡単かつシームレスな体験であるべきと考えています。T-モバイルのお客様は無料機内Wi-Fiをご利用いただいていますが、今回デルタエアラインズとの提携で、プロバイダーと関係なく、すべてのお客様にこの体験をお届けします。これにより、デルタ航空をご利用のお客様は離陸から着陸までオンラインアクセスを楽しむことができます」。
どう機能するのか?
2月1日から、デルタの機材8割で乗客は、この新しいアメニティを利用可能となる。デルタは、来月時点で、国内線の主要機のほとんどで無料WiFiを利用でき、2024年までに国際線とリージョナル機も含まれる。
デルタの無料WiFiは、スカイマイル会員かT-Mobileの顧客であることが条件。スカイマイル会員になるのは無料で、乗客は機内で入会し、インターネットが利用できる。デルタは、インターネット接続にスカイマイルアカウントを求めることで、乗客との関係を維持し、プロモーションのターゲットにできるとしている。スカイマイルアカウントを作りたくない人は、10ドルでインターネットにアクセスできる。
アトランタが拠点の同社は、「よくある質問」ページで。搭乗客は、搭乗ゲート横のステッカーで、搭乗機が無料Wi-Fiを提供しているかがわかると解説している。本日の発表で2番目にエキサイティングなことは、新サービスの利用でデバイスの制限がないことだろう。■
Delta Air Lines To Offer Free Wifi On 80% Of Its Fleet From February 1
BY LUKAS SOUZA
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