デルタが路線網拡充でコロナ後の需要拡大に備える。LA-オークランド線、アトランタ-ニース線新設、NY-パリ増便など

 

Source: viper zero/Shutterstock.com


デルタエアラインズは、10月にオークランドとロサンゼルスを結ぶ初の直行便を開設し、両都市路線で唯一の米国の航空会社となる。

 デルタは10月28日からオークランド-ロサンゼルス線をデイリー運航し、エアバスA350-900を使用する。



 同都市間には他の米系航空会社は就航していないが、ニュージーランド航空は現在、同路線を1日1~2便運航している。

 アトランタを拠点とする同社は1月20日、この新路線のほか、国際線ネットワークで追加を行うと明らかにした。

 1月20日にデルタ航空はアトランタから南仏ニースへのフライトを開始すると発表した。5月には、米国とテルアビブ線でデイリー運航を開始し、ニューヨーク=パリ線で追加し1日3便とする。

 この拡張は、デルタ航空がCOVID-19の大流行で打撃を受けた国際ネットワークの回復に取り組む中で行われる。Ciriumによると、今夏の欧州・アジア行き航空会社のキャパシティ(利用可能座席マイル数)は、2019年夏から約3%減少する。


Delta to begin Los Angeles-Auckland flights in October | News

By Jon Hemmerdinger21 January 2023


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