ヴィエトナムエアラインズがヨーロッパ路線を再開へ。ロンドン、パリ、フランクフルト、モスクワへ。


 

ィエトナムエアラインズ(本社ハノイ)がヨーロッパ、英国向け路線の定期運航を今週再開する。初号便はロンドン・ヒースロー行で1月24日に出発する。フランクフルト、モスクワが今週後半に控える。2月より同社はヨーロッパ四地点への定期便運航を開始する。

 

Vietnam-Airlines-Resumes-European-Flights-Getty Photo: Getty Images

 

COVID-19前の同社はモスクワ、フランクフルト、パリ、ロンドンへ就航していた。2020年3月に同社は国際線全便の運航を停止した。政府チャーターの帰国便を除けば、今週のフライトはヴィエトナムエアラインズのヨーロッパ便の再開になる。

 

1月24日VN55便がハノイのノイバイ国際空港を離陸し、ロンドン・ヒースローに向かった。機体はエアバスA350-900で所要時間は12.5時間、5,737マイル(9,233キロ)を結ぶ。

 

 

翌25日にはVN18便がロンドンを離陸し、復路につく。ただ、直行便ではない。パリ・シャルル・ドゴール経由となる。パリで2時間使い、同機はハノイに向かい、26日09:55に到着予定だ。

 

27日にフランクフルト定期便を再開する。VN37便はハノイを同日07:05に離陸し、12時間15分かけ、同日のお昼に現地に到着する。復路はVN36便としてハノイに28日09:30に到着する。この便はボーイング787-9で運行する。

 

最後に、同社はモスクワ便を週末に運行する。28日金曜日の夜、VN63便はハノイを離陸し、10時間45分かけモスクワに向かい、土曜日の朝に着陸する。

 

モスクワで一日すごし、VN62便は同日遅く復路便となる。ここでもボーイング787-9が投入され、ハノイ到着は翌日曜日午前となる。

 

ヴィエトナムエアラインズは各路線の運航を毎週行い、2月以降当面は数カ月はこのままいく。ヴィエトナムは限定的な国際線運航を今年1月1日に再開したばかりだ。

 

これまで同社は政府が後押しした帰国便、チャーター便をヨーロッパ、英国にどうしても必要な乗客のため飛ばしていた。

 

ヨーロッパ路線再開に先立ち、同社は北米路線を再開していた。再開後の初便は昨年11月jにサンフランシスコに到着していた。

 

COVID-19は引き続きヴィエトナムの段階的渡航制限解除を難しくしている。ヨーロッパ便は当面は海外に残るヴィエトナム国民と一部許可を取得した利用客が中心となる。ヴィエトナム入国の制限は残ったままだ。

 

このためヴィエトナムエアラインズの国際路線は当然ながら制約を受け、さらにヴィエトナム入国時にもCOVID-19検査と自主隔離が求められる。■

 

 

Vietnam Airlines Heads Back To Europe This Week - Simple Flying

by

Andrew Curran

January 24, 2022

 

Andrew Curran

Lead Journalist - Australasia - A Masters level education and appetite for travel combines to make Andrew an incredible aviation brain with decades of insight behind him. Working closely with airlines including Qantas and Virgin Australia, Andrew’s first-hand knowledge of the challenges and opportunities facing Australian airlines adds exciting depth and color to his work and sees him providing commentary to ABC News and more. Based in Melbourne, Australia


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