日本航空は、「安定した需要拡大」を取り込む「新たなビジネスモデル」を模索し、13年ぶりに貨物専用機を導入する。
同社はボーイング767-300ER型貨物機3機を取得し、2024年3月末までに就航させる。767型機がJALの旅客機から転用されるかどうかは不明。
出典:日本航空 日本航空
JAL初のボーイング767型貨物機の完成予想図。
同機は、まず東アジア路線の貨物便に運航し、その後国内線に投入される予定。
JALは、2011年に747-400型貨物機を退役させて以降、貨物専用機を運航していない。それ以降、JALは旅客機の貨物スペースを活用したり、需要に応じ他社の貨物機をチャーターしたりしてきたう。
「しかし、貨物・郵便事業のさらなる成長を見込み、自社で貨物機を運航することを決定しました」と、同社は発表。
JALは、「国内および国際的な電子商取引」、およびその他の「高成長」貨物セグメントにおける機会を強調している。また、「物流パートナーと提携し、安定需要が確保できる路線を運営したい」とも考えている。
3月31日までの1年間で、同社の貨物収入は、世界的に貨物市場が弱体化しているにもかかわらず、3%増の2250億円(16億ドル)になった。ま「旅客機を利用した貨物便や他社の貨物便を利用し、可能な限り需要を取り込みました」。
同じく日本のエアラインでライバルでもある全日空は、767と777の貨物専用機材を保有している。ANAはまた、747型貨物機を運航中の日本貨物航空(NCA)を買収する予定だ。
JAL to operate dedicated freighters after 13-year hiatus | News | Flight Global
By Alfred Chua2 May 2023
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