機内でYouTubeを楽しむ事が可能に。デルタが新サービスを提供。

 

デルタ航空がYouTubeを機内サービスに追加(Simle Flying)

ルタエアラインズのフライトで新たな機内体験が待っている。アトランタ拠点の同社とYouTubeがパートナー契約を結び、機内エンターテインメントに新たな一歩を踏み出す。提携により、YouTubeの動画、ポッドキャスト、音楽のカタログへの広告なしアクセスが可能となり、機内WiFiが装備されたフライトでは、プラットフォーム上で利用可能な数百万の動画を閲覧できる。

オンライン動画共有プラットフォームへの広告なしアクセスに加え、スカイマイル会員はデルタ便搭乗後、最大14日間のYouTube Premiumを無料で利用可能になる。クレジットカード情報の提供や支払い方法は一切不要だ。

高度30,000フィートでのエンターテインメント

最新技術に焦点を当てた年次見本市「CES 2025(コンシューマー・エレクトロニクス・ショー)」が1月にラスベガスで開催され、デルタ航空の乗客にとって待望のサービスが発表された。世界最大級の航空会社と動画共有プラットフォームが提携するこの画期的なパートナーシップは、飛行中に顧客が外界と繋がる方法において初の試みとなる。

機内Sync WiFiとT-Mobileを装備したデルタ便では、多数の機内動画・ポッドキャスト・音楽などが、個人端末または座席背面スクリーンで利用可能となる。デルタ機内エンターテインメント・コネクティビティ担当副社長ジュリエッタ・マッカリーが説明したように、広告なしの提携コンテンツはほとんどのフライトで提供される:

「この提携はシンプルだが強力な洞察から生まれました:お客様はYouTubeを愛しているのです。それぞれの分野で革新の伝統を持ち、人と人をつなぐ役割への深いコミットメントを共有する二大リーダーとして、デルタとYouTubeは他に類を見ない顧客体験を提供できる独自の立場にあります。それはお客様のいる場所で出会い、世界をより発見する手助けとなる体験です。」

機内でのYouTube利用方法

座席背面のエンターテインメントシステム、または個人端末のデルタアプリ経由でストリーミング配信される数時間に及ぶコンテンツが利用できる。デルタは既に、165,000台以上のスクリーンを930機以上の航空機に搭載し、座席でのエンターテインメントを提供する最大規模の航空会社の一つ。

10月1日より、デルタスカイマイル会員は、国内線搭乗時に個人端末でデルタシンクWiFiに簡単にログインし、YouTube Premiumの無料14日間トライアルを利用できるようになる。これにより、通常月額13.99ドル(個人プラン)、22.99ドル(ファミリープラン)、7.99ドル(学生プラン)の節約が可能だ。

この提携は乗客だけでなく航空会社にもメリットがあり、搭乗時の音楽は新たにYouTube Musicが提供し、新たなインストゥルメンタルポップサウンドスケープを特徴とする。デルタはYouTubeとの新たな提携で全面的に乗り出し、両社は機内エンターテインメント体験のリーダーとなる。

機内体験の向上

デルタ・シンクは世界初のクラウドベース機内エンターテインメント基盤で、最大4K HDR QLEDの座席背面ディスプレイを搭載する。乗客に高品質で鮮やかな劇場のような視聴体験を提供する。Bluetooth機能を備え、乗客が自身のワイヤレスデバイスとペアリング可能だ。

96テラバイトという巨大なクラウドシステムは、一般的な機内エンターテインメントシステムの50倍以上の容量を誇り、乗客が多様な高品質コンテンツと体験を楽しめることを保証する。高度なレコメンデーションエンジンが乗客の好みに合わせたコンテンツを提案するため、適切な番組を探す無駄なスクロール時間を削減し、お気に入りの番組でくつろぎながらエンターテインメントを楽しむ時間を増やす。

先進的なイノベーションは、ヒューズ・フュージョンとの提携で実現した。これは商業航空機向けとしては初のマルチネットワーク同時接続を可能にする接続技術だ。これにより、個人端末や座席背面スクリーンへのストリーミングが拡大し、航空会社ネットワーク全体で安定したパフォーマンスが維持される。■


Delta Adds YouTube To Its In-Flight Experience

https://simpleflying.com/delta-adds-you-tube-in-flight-experience/



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