2024年1月8日月曜日

C919が2月のシンガポール航空ショーで国際デビューする: EASAの型式証明取得にすでに動き始めた模様。

 



B-919A@PEK (20221226151722)
N509FZ, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons


C919、来月シンガポールで国際航空ショーデビューへ


 Singapore Airshow 2024が歴史的な場面になりそうだ。中国初の最新型旅客機である中国商用飛機集団(COMAC)C919が国際航空ショーデビューする。情報筋によると、来月20日から25日まで開催される航空ショーのため中国からシンガポールに飛ぶ予定だという。


C919の開発は2008年に始まり、競争の激しい民間航空機の世界で独自のニッチを切り開きたいという中国の願望が原動力となった。2015年の最初のプロトタイプの壮大なロールアウトに結実し、その2年後には初飛行に至った。そして2023年5月、この航空機はさらなる飛躍を遂げ、国内線で商用機としての正式なスタートを切った。


COMACはシンガポール・エアショーをプラットフォームとして、C919の能力を披露する。156~168人乗りのナローボディ機は、最大3,000海里の航続距離を誇り、航空会社に地域便や短距離便での多用途性と効率性を提供する。

しかし、C919の意義は技術仕様だけにとどまらない。C919の国際デビューは、中国の航空宇宙能力に対する自信の高まりと、エアバスやボーイングのような既存プレーヤーに挑戦する野心を反映している。これは、世界市場に足場を築くための重要な一歩となる。


この野心をさらに高めるために、中国民用航空局(CAAC)は先週北京で開催された年次実務会議の中で、欧州連合航空安全局(EASA)からの認可を含む、C919の重要な国際認証の確保を支援することを約束した。■


C919 to make international airshow debut in Singapore next month – Alert 5

Posted on January 8, 2024 by alert5


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