先週ニューアークで発生したユナイテッドエアラインズのボーイング737MAX9型機のエンジン火災は、燃料漏れが原因であった可能性があると米国運輸安全委員会(NTSB)が予備報告書で発表した。
同機はUA2376便として運航され、フォートローダーデール発、2時間半のフライトの後、現地時間6月28日10時19分にニューアーク・リバティー国際空港に到着した。NTSBは7月7日発表の報告書で、乗務員5名と乗客179名の誰にも怪我はなかったと述べている。NTSBは調査を続けている。
2023年6月28日、ユナイテッド航空のボーイング737Max9で燃料漏れが原因でエンジン火災が発生した可能性がある。
「フライトクルーによると、地上滑走中に第1エンジン火災の警告表示を確認した。「乗務員は第1エンジンを停止し、消火ボトル1本を放出し、火災警告表示は停止した。
「No.1エンジンから目に見える煙や火は出ていなかったので、飛行機はゲートまで牽引された。ゲート到着後、整備担当者はNo.1エンジンからの燃料漏れの証拠を確認した。「第1エンジンのスラストリバーサーのドアを開けて目視点検したところ、エンジンケースと外面に熱損傷とすすが確認された」。
同機はN37516の登録で、Ciriumのフリートデータによると、2020年12月末にユナイテッド航空に引き渡された。Ciriumによると、ユナイテッドは同型機を66機保有しており、さらに13機を発注中である。
さらなる情報を求められたユナイテッドは「調査中であることは確認できる」と答えた。
シカゴが拠点のユナイテッドは、悪天候が数日間に渡り続いたため、東海岸のハブ空港ニューアークを苦しめた運行のメルトダウンに対処する最中であった。ユナイテッドのスコット・カービー最高経営責任者(CEO)は、問題の多くはFAA(連邦航空局)の航空管制官不足のせいと非難したが、FAAを率いるピート・バティギグ米運輸長官は、人員配置の問題が混乱に寄与したが、ほんのわずかだと反撃した。■
US NTSB investigating engine fire on United Airlines’ Boeing 737 Max | News | Flight Global
By Pilar Wolfsteller8 July 2023\
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