ホンダエアクラフトが既存機材に後付可能な新型アップグレードパッケージを発表

 ホンダエアクラフトが新型アップグレードパッケージを発表

Aviation Week

ビル・キャリー

 2025年12月18日

The APMG S upgrade is designed for HondaJet Classic and HondaJet APMG jets.APMG Sアップグレードは、ホンダジェットクラシックおよびホンダジェットAPMG向けに設計されている。クレジット:ホンダエアクラフト

ンダエアクラフトは、後継モデルで導入した技術革新を初期型ホンダジェットに適用する新型パフォーマンスパッケージを発表した。

12月18日に発表された「ホンダジェット アドバンスト・パフォーマンス・モディフィケーション・グループS(APMG S)」パッケージは、ホンダジェットクラシックおよびホンダジェットAPMGの所有者を対象としている。ガーミンG3000ソフトウェアとハードウェアの強化に加え、ホンダジェットエリートSに搭載されている先進操縦補助システムなどの機能が備わる。

旧型機の運航者には、グラフィック重量・バランス機能も追加され、パイロットが積載量と燃料データを入力することで離陸重量と着陸重量を推定できるようになる。

ホンダエアクラフトによれば、APMG Sの改良点は操縦精度をサポートし、横風耐性を拡大する。このアップグレードにより最大離陸重量(MTOW)も300ポンド増加する。

ノースカロライナ州グリーンズボロに本拠を置く同社は、2018年10月に従来型ホンダジェットHA-420向け初代APMGパッケージを発表。この初期アップグレードで離陸滑走距離の短縮、前方荷物容量の200ポンド増、最大離陸重量の10,700ポンドへの引き上げが実現した。

ホンダエアクラフトによると、米連邦航空局(FAA)は米国登録機向けAPMG S改修パッケージの認証を完了し、海外認証も追って取得される見込みだ。本アップグレードはメーカー直営のグリーンズボロサービスセンター及び世界21ヶ所の認定サービスセンターで提供される。

ホンダエアクラフトは中古ホンダジェットにAPMG Sアップグレードを施しており、同社の中古機プログラムを通じて提供可能である。

「初号機納入から10周年を迎えるにあたり、最新世代の先進技術と性能を備えたアップグレードを顧客に提供できることを嬉しく思う」と、ホンダエアクラフト上級副社長兼最高商業責任者、ホンダジェット・エシェロンプロジェクトリーダーのアモド・ケルカーは述べた。

「さらに、グリーンズボロサービスセンターでAPMG S改修を受ける機体に対し、内装改修オプションを提供することで、機体の資産価値と所有魅力を高めることも喜ばしく思います」■

ビル・キャリー

ビルはアビエーション・ウィーク・ネットワークでビジネス航空と先進航空モビリティを担当。元新聞記者として航空業界、軍用航空、商業宇宙、無人航空機システムも取材。2016年刊『ドローンの登場:アメリカにおけるFAAとUAV』の著者。


Honda Aircraft Unveils New Upgrade Package

Bill Carey December 18, 2025

https://aviationweek.com/business-aviation/aircraft-propulsion/honda-aircraft-unveils-new-upgrade-package


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