サウスウエスト航空がフィリピン航空との提携を発表(Aviation Week)

 


Southwest Airlinesクレジット:サウスウエスト航空

ウスウエストエアラインズは、フィリピンエアラインズ(PAL)を新たに提携航空会社に指名した。

サウスウエストのアンドルー・ワターソン最高執行責任者は、新たな提携について、「両社にとって、世界各国の都市への独自かつ段階的なアクセス拡大につながる」と述べた。「サウスウエストは、ハワイ諸島への1日約90便のフライトを運航し、カリフォーニア州最大の航空会社として、フィリピン航空の米国発着の旅客に、他の航空会社にはないサービスを提供している」と述べた。

米国では、両社はロサンゼルス(LAX)、シアトル/タコマ(SEA)、サンフランシスコ(SFO)、オアフ島ホノルル(HNL)を経由する国際線旅客のサービス提供を目指す。

事業拡大を図るダラス拠点のサウスウエスト航空は、これまでにアイスランデア、台湾のチャイナエアライン、エバー航空とインターライン提携を発表している

サウスウエストはまた、ハーンエアとの契約により、同配分事業者が米国外の190市場にある10万の旅行代理店に発券アクセスを許可する。この提携により「現在当社が運航していない地域で、現地通貨によるサウスウエスト航空券の販売が可能になる」とワターソンは10月下旬に述べた。

サウスウエストとPALの提携は11月4日に発表された。マニラを拠点とするフラッグキャリアは、マニラ、セブ、クラーク、ダバオの各ハブ空港から、フィリピン国内31都市およびアジア、北米、オーストラリア、中東の38都市へ直行便を運航している。「ルーツ・ワールド2025」パネルディスカッションで、PALのリチャード・ナットール社長は、同社の次の成長段階として長距離路線の強化に向けた製品・サービスの向上に注力すると述べ、同地域におけるプレミアム旅行や国際旅行の需要拡大を指摘した。

「サウスウエストとのインターライン提携により、両ネットワーク間でシームレスな乗り継ぎと単一航空券での移動が可能だ」と収益管理担当副社長クリストフ・ガートナーは述べた。「PALのグローバルネットワーク拡大に伴い、今回の提携により旅行選択肢と柔軟性が向上し、顧客は米国国内のより広範な目的地へアクセスできる」。

クリスティン・ボイントン

クリスティン・ボイントンは、エイビエーション・ウィーク・ネットワークのシニアエディターとして米州の航空輸送を担当している。


Southwest Announces Partnership With Philippine Airlines

Christine Boynton November 05, 2025

https://aviationweek.com/air-transport/airlines-lessors/southwest-announces-partnership-philippine-airlines



コメント