エアアジアXとスクートが中長距離路線網を拡大、日本もその対象(Flihgt Global)

 


レーシアのエアアジアXは、11月からイスタンブール線の就航し、中央アジア路線網の拡大に続き、欧州進出を果たす。

中距離路線に特化した格安航空会社の同社は、11月14日よりクアラルンプール=イスタンブール線週4便をエアバスA330-300で運航開始する。

エアアジアXのCEO、ベニヤミン・イスマイルは「イスタンブールは多くの顧客にとって夢の目的地であり、この就航は当社がより強固な形で再建する旅の新たな誇りある一歩です…[この]待望の路線は、大陸間を結ぶより長い接続性を実現する一歩となります。」

エアアジアXは、ターキッシュに次ぐ2番目の運航会社としてクアラルンプール=イスタンブール路線に就航する。ただし、後者とは異なり、イスタンブールのサビハ・ギョクチェン国際空港への就航となる。

同社は、姉妹航空会社であるエアアジアとの統合を間近に控えており、2010年代初頭に一時的に運航していたヨーロッパへの復帰を長年計画してきた。イスタンブール路線の就航は、エアアジアXがアルマトイに次ぐ中央アジアの2つ目の拠点となるタシュケントへの就航計画を発表してから数週間後のこととなる。

一方、シンガポールを拠点とするスクートは、日本路線網の拡大を発表した。これは、撤退した格安航空会社ジェットスター・アジアが運航していた路線を引き継ぐものだ。

シンガポール航空の格安航空部門であるスクートは、12月15日から沖縄便を就航させ、A320ファミリー機で週3便を運航する。

ジェットスター・アジアは7月末の突然の閉鎖まで沖縄便を運航しており、同路線で唯一の運航会社だった。スクートは以前、ジェットスター・アジアが唯一の運航会社だった路線一部を引き継ぐことを確認しており、これには沖縄とインドネシアのラブアン・バジョが含まれる。

スクートは2026年3月1日より、東京・羽田空港への就航を開始し、ボーイング787型機で毎日運航する。この新規路線は、既存の東京・成田空港便に追加されるものだ。

東南アジアでは、2026年1月1日からタイ北部チェンライへの便を就航する。週5便はエンブラエルE190E2で運航し、同機材で運航されるスクートのネットワーク内で最長の路線となる。

AirAsia X, Scoot expand medium-, long-haul networks

By Alfred Chua13 August 2025

https://www.flightglobal.com/airlines/airasia-x-scoot-expand-medium--long-haul-networks/164146.article




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