アメリカでは本土外の領土の空港を含め、80以上の空港で国際定期旅客便が就航している。コロラドスプリングス、メンフィス、オクラホマシティ、プロビデンス、リッチモンドなどだ。 このうちコロラドスプリングスとオクラホマシティは、今年初めて国際線が就航した。 その他では、タンパが最近南米への就航を果たした。
ニューヨークJFK空港
IATA/ICAOコード JFK/KJFK
CEO最高経営責任者 リック・コットン(ニューヨーク・ニュージャージー州港湾局専務理事)
誰もが推測できるように、ニューヨークJFK空港は依然として国際線で国内トップの空港である。航空会社がCirium Diioに提出したスケジュール表によると、米国の国際線出発便の10便に1便(11%)以上がビッグアップル空港を出発する。 上位10空港の国際線離陸回数が前年比4%増となる中、JFK空港は最も伸びが鈍く、0.6%増と、はるかに高いベースからの伸びではあるものの、小幅な伸びとなっている。
アメリカの国際線発着空港トップ10を以下にまとめた。 これらは、4月から12月の間に計画されたすべての離陸を分析したものである。 71,000便以上の出発便があるJFK空港は、不動の1位。国際線の割合は42%で、マイアミと同じだ。しかし、JFK空港が国内有数の長距離路線ゲートウェイである以上、長距離路線であるロンドン・ヒースロー空港がJFK空港のトップデスティネーションであるのは当然である。
ヒューストン・インターコンチネンタルは、テキサス州トップの国際ゲートウェイである。5便に1便以上が国際便で、東京成田からのZIPAIRの新規参入や、アメリカ初のプエルト・エスコンディード便がその一翼を担っている。5年ぶりにユナイテッド航空が5月にエドモントンに戻る。ヒューストンの国際線比率はダラス/フォートワースのほぼ2倍であるが、これは主にダラスの全体的な活動量が圧倒的に多いためだ。
ダラス・フォートワースの米国外便が1年間で9%増加
上図は、マイアミが絶対ベースで国際線を増やしたにもかかわらず、ローンスター州の空港がパーセンテージで最も成長したことを示している(約9%)。対照的に、JFK空港はどちらの意味でも最も成長が遅いが、その基盤ははるかに大きい。
テキサスをハブ空港とするアメリカン航空がかなり優位に立っているため、JFKの成長は不釣り合いに大きい。 ブリティッシュ・エアウェイズが一時的に撤退したため、アメリカンはヒースロー便を過去最高の1日5便に増やした。他の既存市場での頻度変更は無視して、追加就航地に焦点を当てよう。現在、アカプルコ(2024年11月)、ケベック・シティ(2025年8月)、タンピコ(2025年3月)、ベニス(2025年6月)に就航しており、プエルト・エスコンディード便はクリスマスに合わせ就航する。
ダラスは4月に香港からキャセイパシフィック航空、5月にボゴタからアビアンカ航空、11月に台北からエバー航空を迎える。 2024年11月にはフィジー・エアウェイズを迎える。なお、カンタス航空は8月にシドニー-ダラス線のA380便を再開し、世界で4番目に長いスーパージャンボ路線となる。ダラス空港は、エア・カナダがトロント線を1日3便に増便したことにより、好調な成長を遂げている。一方、フィンエアーは昨年の週6便から週11便(ただし、6月と7月はデイリー)に増便し、ビバ・アエロバス(ケレタロ線の新規就航を含む)とボラリスも大幅な増便を果たしている。
The US’s 10 Busiest Airports For International Flights
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https://simpleflying.com/the-uss-10-busiest-airports-for-international-flights/
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