北京の南50kmに位置する北京大興空港は、パンデミック時の需要の低さと最近の洪水で話題になっている。
同空港が北京南元空港を代替して開港して4年近くが経過し、航空会社に大きなキャパシティを提供している。
中国南方航空やアエロフロートなど28社が就航しており、大興空港は単一建物としては世界最大のターミナルのメガ空港として設計されている。
北京大興空港が最近よくニュースになっている。しかし、それは必ずしも良い理由からではない。COVID-19パンデミックの間、この新空港はほとんど需要がなかった。さらに最近では、豪雨で空港が浸水した。
近々北京大興空港を利用しようとしている人も、同空港に興味がある人も、ここでは中国の首都で最新の国際空港について知っておくべき10のことを紹介しよう:
1 ロケーション
北京大興空港は、北京市の南約50kmに位置する。空港は北京の大興地区にあり、これが空港名の由来となった。北京と河北省の境界近くに位置する。
2 開港から4年
北京大興空港は2019年9月26日に開港した。新空港発の初便は、9月25日の正式オープン前日に中国南方航空のエアバスA380だった。
3 北京南元空港の代替
中国聯合航空が北京南元空港の唯一の利用者だった。同航空が大興に業務を移し、夜間運航を開始したことにより、南元空港は閉鎖された。大興は北京首都空港に追加容量を提供している。
4 28社が就航中
Ciriumのスケジュールデータによると、北京大興空港には今年8月現在で出発5,133便を予定している中国南方航空から、8便の到着を予定しているヒマラヤ航空まで、28社が就航している。上位11社はすべて中国の航空会社。中国系以外で最大の航空会社がアエロフロートで、今月は35便の運航が予定されている。
5 アクセス
大興空港への地下鉄は2019年9月15日に開通した。空港と北京の曹橋駅が結ばれる。しかし、この路線は曹橋を越えてリゼ上武まで拡大される予定である。空港はまた、北京と雄安を結ぶ高速鉄道にも接続している。
6 規模
北京大興空港はメガエアポートとして設計されている。BBCによると、ターミナルビルの広さは100万平方メートルを超え、単一建物の空港ターミナルとして世界最大だという。しかし、その巨大さはそれだけにとどまらない。China Aviation Reviewによると、中国南方航空はA380を2機、B777を3機、A320を3機一度に格納できる格納庫を持っているという。
7 滑走路は4本
大興の新空港は滑走路に事欠かない。使用可能なコンクリート滑走路は4本。うち01L/19Rは全長3,400メートル。他の3本(17L/35R、17R/35L、11L/29R)はいずれも3,800メートル。
8 拡張の可能性
大興は巨大な空港だが、将来的にはさらに大きくなる可能性がある。下の平面図を見ればわかるように、滑走路を増設するスペースがあり、南側の第2ターミナルも建設可能だ。
写真 CellarDoor85 via ウィキメディア・コモンズ
9 空港コード
北京大興国際空港の正式名称は北京大兴国际机场。IATAはこの空港にPKXという識別子を与えた。一方、ICAOは大興にZBADの識別子を与えている。
10 巨大な収容能力
現在の大興空港は、巨大な可能性を持って建設されている。開発の第一段階では、最大7200万人の旅客と200万トンの貨物を扱うことができる。もちろん、過去数年のCOVIDの影響により、この施設はまだこの数字に近づいておらず、2022年には10,277,623人の旅客を取り扱うにとどまっている。■
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