2023年5月15日月曜日

ヒースロー空港の4月利用客は640万人。渡航規制緩和と戴冠式で着実に増加している



英国最大の空港で旅客数はCOVID以前の水準に近づきつつある

ースロー空港の最新レポートでは、渡航制限の緩和で旅客数が着実に回復していることがわかる。同空港は国内線と国際線を拡大しつつ、乗り継ぎ客に優れたサービスを提供し続けている。

ヒースロー空港の4月旅客数実績は合計640万人だった。2019年のCOVID前の水準と比較すると、イースターと国王チャールズ3世の戴冠式双方に助けられ、2023年の最初の4カ月間は約93~95%の安定した成長を維持する予想だ。

新路線

新国王の戴冠式だけではない。ヒースロー空港は、デリー(北アイルランド)とダンディー(スコットランド)からサムバーグ(スコットランド・シェトランド諸島)とカークウォール(スコットランド・オークニー群島)へのローガンエア路線を開設し、英国の就航都市が50%増加するが、国内着陸料の割引でサポートする。

東アジア市場も力強い回復が見込まれ、今月末には中国7都市への運航を再開する。

チャールズ3世戴冠式の効果

5月6日の国王チャールズ3世の戴冠式までの数日間、世界中からVIP機が英国に押し寄せた。

民間航空運行に支障はなかった。ロンドン空域への進入を制限された小型の自家用航空機にのみ影響があり、混乱は最小限にとどまったと報告されている。

ヒースロー空港のCEO John Holland-Kayeは以下述べた:

「英国における国際線渡航制限が全面解除されまだ12カ月しか経っていませんが、非常に大きな進歩がありました。ヒースロー空港が、戴冠式で到着した観光客に、英国の最高の姿を見せたことを誇らしく思います」。

乗客が "ロイヤル "な歓迎を受ける

約12,000人の乗客が「ロイヤル」な歓迎を受け、新国王戴冠式を記念するバゲージタグを受け取った。

90%以上の乗客が10分以内にセキュリティーを通過している。膨大な数の乗客が予想される中、空港が非の打ちどころのない体制で臨んでいることを物語っている。

写真 ヤウ・ミン・ロウ/Shutterstock

ブリティッシュ・エアウェイズは先日、英国政府観光庁と共同し、ヒースロー空港の滑走路上にチャールズ3世の戴冠式を記念する巨大壁画を公開し、歴史的な出来事を祝うためにロンドンに到着した観光客を歓迎した。

巨大な記念壁画は47メートル×64メートルの大きさで、ロンドン・ヒースロー空港(LHR)の滑走路27Lに着陸する飛行機の右側に座る乗客に見える。

ヒースロー空港はターミナル5をチャールズ3世に改名する提案をし、2014年から「クイーンズターミナル」として知られているターミナル2に加え、王室メンバーの名前がついたターミナルが2つになりそうだった。しかし、提案は君主が却下した。

利用客が最多級の空港であることに変わりはなく、警備員が一連のストライキを始めたことで不便を強いられたものの、乗り継ぎ客にしっかりしたサービスを維持しているロンドン最大の空港にとって、これらは間違いなく良い結果だ。■

London Heathrow Airport Served 6.4 Million Passengers Last Month

BY

VINCENZO CLAUDIO PISCOPO

 

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