2023年4月2日日曜日

エミレーツ、ユナイテッド両社のコードシェアリングがいよいよ実施へ。利用客の利便性が高まりそう。

 Photo: Simple Flying


エミレイツユナイテッドエアラインズ両社が相互乗り入れを増やす新しいパートナーシップと、両社のコードシェア協定を発表して6ヶ月が経った。そして本日3月30日より、両航空会社は正式にコードシェア提携を開始し、エミレイツの利用様は、簡単にアメリカへアクセスできるようになった。

米国におけるエミレーツの存在感が拡大

今回の提携により、エミレイツの手荷物許容量付き航空券の発券や、最終目的地までの手荷物輸送など、より充実したサービスの提供が可能になった。また、エミレイツの利用客は、ユナイテッド航空の国内線ネットワークで150以上都市にアクセスできるようになった。



エミレイツは、シカゴ・オヘア国際空港、ヒューストンのジョージ・ブッシュ・インターコンチネンタル空港、サンフランシスコ国際空港の国内3大ハブ空港から乗り継ぎができる。

デトロイトなどへの旅行を計画されているエミレイツ乗客は、ドバイからシカゴまたはヒューストンへの直行便を利用し、ユナイテッドのフライトに乗り継いで最終目的地に向かう。また、ユナイテッドの世界的なネットワークの各フライトで、スカイワーズ会員のマイル獲得と交換が可能になった。

 エミレイツのチーフ・コマーシャル・オフィサーであるアドナン・カジムは、このパートナーシップの正式な開始を祝し、次のように強調した:

「ユナイテッドとの歴史的なパートナーシップを有効にし、ユナイテッドの広大なネットワークにより、米国での拠点を大幅に拡大でき大変嬉しく思います。世界中のお客様に、より多くの選択肢を提供し、米国内150地点以上からシームレスに接続でき、各方面の需要に応えることができます」。

ユナイテッドのリーチが広がる

今回のコードシェア提携で、エミレイツは米国内における拠点を拡大する一方で、ユナイテッドは世界の他地域にも進出が可能になった。米国の乗客は、ユナイテッドのサービスを利用し、3大主要ハブ空港を経由しドバイに向かうエミレイツ便に効率よく乗り継ぎができる。

ドバイ国際空港からは、中東、アフリカ、中央アジア、インド亜大陸の多様な都市に向かえる。エミレイツ・スカイワーズ会員の特典と異なり、マイレージプラス会員は一部のフライトでのみマイル獲得できる。

ボトムライン

エミレイツとユナイテッドのコードシェア提携が実現し、夏のピークシーズンに間に合う。両社の利用客に目的地の選択肢が広がり、世界は更に広がる。


Emirates
  • IATA/ICAO Code: EK/UAE

  • Airline Type: Full Service Carrier

  • Hub(s): Dubai International Airport

  • Year Founded: 1985

  • CEO: Ahmed bin Saeed Al Maktoum

  • Country:

  • United Arab Emirates

United Airlines
  • IATA/ICAO Code: UA/UAL

  • Airline Type: Full Service Carrier

  • Hub(s): Chicago O'Hare International Airport, Denver International Airport, Guam International Airport, Houston George Bush Intercontinental Airport, Los Angeles International Airport, Newark Liberty International Airport, San Francisco International Airport, Washington Dulles International Airport

  • Year Founded: 1931

  • Alliance: Star Alliance

  • CEO: Scott Kirby

  • Country: United States


Emirates & United Airlines Begin Codeshare Partnership For Greater US Connectivity

BY

CHARLOTTE SEET


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